ごろごろゆらゆら

小さい頃は心配ばかりだったし不安ばかりだった。怒られるとかやりたくないのにやらなくてはならないこととか、友達とのこととか、ありとあらゆる事が心配事で不安だった。大人になるにつれて、自分のペースで生きることが出来るようになると、そういった心配も不安も日々の緊張感も薄れていった、はずだった。人と向き合おうとしたり、世界の中で自分が居心地のいいとおもう理想の場所を作ろうとすると、途端に心に摩擦がおきる。自分と世界との距離を掴みきれずにユラユラしてしまうのは、芯がぶれているからかもしれない。摩擦というより反射、かもしれない。辛いし疲れるから逃げたくなるけれど、一人だけだったら生まれないリフレクションを感じて生きていたい。リフレクションとかポエムかと思うけど、頭の中が上手く言葉にできない。これも日々修行であります。

いま2回目のこれを読んでいる。

訪問者 (祥伝社文庫)

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