20130702

窓ってすごくいい。絵にもなるし物語にもなるし外からみても中からみてもいいし、窓単体の形も色々あっていい。窓から射し込む光もいい。窓の写真集はずっと欲しくて、吉祥寺のルーエさんに置いてある窓の本をいつも見に行っては迷って帰ってくる。昔、池袋のリブロで脳と薬という本をずっと眺めては帰り眺めては帰りを繰り返してたのに似てる。おもちゃ屋の窓にはりつく子供、あるいは古書店で高額本が欲しくてでもなかなか買えないけどでも欲しくて足しげく通う大人。

窓いいねー

全く関係ないけどMSSPのアルバムたのしみ過ぎるので発売日は久しぶりに秋葉原行くかなーとおもう。

あと壊れたパソコンがどうにか立ち上がったからバックアップ取った。Windowsどうしようかなと思ってた矢先母親から、新しく買ったものの使いこなせていないほぼ新品のノートを五万円で譲ろうと言われて、交渉成立したので、今度からはそっちで描くことにした。準備をこつこつしてる。でもWindows8慣れない


20130628

ぼちぼちオタクな世界に帰りたいので、明日は久しぶりに絵を描くって思った。絵を描くという風な気持ちになれたことが嬉しい。たぶんアプリリリースまで半年以上尋常でないスケジュールで働いてきて家にいるより明らかに会社にいる時間の方が多くて寝る時間すらあまりなかったから、インプットがなにも出来なくて、ブリキの頭と心にビー玉がカランカラン転がるみたいな音がしてきてああなんかこれはダメだなって感じてた。忙しいのも時間ないのもそれはよくて、隙間の時間にゲームしたり本読んだり友達と会ったりしていたけど、考える気力とか感じる余力がなくなりつつあったのが私にとってはよくないみたいで、ひと段落ついて冷静になってじゃあ自分が幸せでいられる時間の過ごし方って何だっけって考える余裕ができた。そしたら求められたものを汲み取りながら誰かの世界観を再現するみたいなこともクリエイティブといえばクリエイティブだけど、私の感覚ではそれはクリエイティブではなくて、あくまでクライアントありきのお仕事だから自分を表現するという行為としては物足りないところもあって。どんなに未熟でも全部自分から出てきたものを吐き出したい段階に帰ってきた。愚痴になるけどクライアントありきのお仕事で自分の事しか考えてなくて、ここは自己表現の場所じゃないのにみたいな事を感じる事が時々あって、すごくもやもやして、どっちが正しいとかないけど私はそう感じてしまって抑圧されてるぶん、余計に発散したいんだなあと思った。もうぜんぶなにもかも自分がいいと思うようにやりたいって反動。いいことと思う

20130626

最近ずっと山手線で帰っていたので、おととい久しぶりに埼京線に乗って帰ったら、駅数の感覚間違って池袋まで行ってしまった。小説に夢中になっていたのもいけなかったけど、山手線の駅数に慣れると埼京線の恵比寿から新宿までの駅数すくなすぎる。よく考えたら間に渋谷しかない。ほへーってしてたらおいてかれるわ

20130624

土日で夜の底は柔らかな幻読了。うむむむむ ううむうむむむ うむむむむ。もう少し面白くなったはずなのに…とちょっと不完全燃焼だった。恩田陸は大好きなので小夜子からずっと追っかけている作家さんだしこれからもずっと新刊を読むことが出来る幸せをくださいなんて、読み手になったら勝手なことを言ってしまう。いまはレイ•ブラッドベリ10月はたそがれの国を読み途中。恩田陸の前は何度目かわからない大好きなアガサクリスティを読んでた。新潮文庫の古い版が好きだったから探したけどなかったから、ハヤカワの新訳で。やっぱり古典ミステリは昔のフォントとサイズがいいなぁとおもった。あと読み慣れているから、昔の訳が好きだった。でもやっぱりおもしろいポワロだいすき。こんなに好きだから今度は原文で制覇すればいいのかもしれない

 

 

夜の底は柔らかな幻 上

夜の底は柔らかな幻 上

 

 

 

20130622

お仕事バタバタの間にいろいろあった。生まれて初めて映画制作アップのプライベートパーティみたいなのに連れて行ってもらった。友達の女の子がしごとで、完全にただの付き添い。英語がとびかうなかひたすらお酒を飲んでいた私だけど、初めての世界なので楽しかった。でもここは私の場所じゃないなーとおもった。場違いであり、とくに交流を深めたいとも思えなかった。

それからギャラリーのレセプションパーティにもいった。こちらは先輩のギャラリーだったので、もう少しだけ気楽に楽しかった。海外のアーティストさんなのでこちらも英語だったけど、なかなかにめちゃくちゃな英語でいろいろお話ができてよかった。

あとはもう二年、三年近く放置になってしまっている漫画のサイトに、今でも待ってるというコメントを立て続けに頂いた。今までの自分は少し私生活で辛いことがあってなんというか一年くらいおかしな状態だったからそういうコメントも頭に入らなかったけど、ようやく元気になってきて漫画もまた描くぞーって思えるようになっているので、とても嬉しい。でも前の話の続きはネタ帳とプロットと頭のなかで組み立てながら描いていたから、ネームまで全てきってなかったから、細かい伏線とかどこに着地させようとしていたかとか忘れててどうしようかなとおもってる、ちかごろ。

仕事してて最終に間に合わないーって慌てて帰ってきたら山手線が大幅に遅延していて乗り継ぎの総武線最終も待ちが長くて、あーあーって思っていま帰宅したら、窓から月が綺麗に見えた。狭い部屋の狭い窓から見える小さな空に浮かぶ月は、この時間に部屋にいないと見ることができなかったなと思ったら、すごく幸せな気持ちになった。かわいいかわいい猫もいるし、月も見えるし、あとはごはんをたべてお腹を満たせば幸せ最大限